同棲と煮物は、共通点があります。
「適度な長さが大切」という点です。
それぞれ似ても似つかぬ存在に思えますが、本質は同じです。
煮物を煮るときは、煮込み時間の長さが大切です。
肉や野菜を鍋に入れて、弱火でぐつぐつ煮込みます。
煮物の完成度は、煮込み時間の長さで変わります。
煮る時間が短すぎると、素材は固いままになったり、味わいが不十分になったりします。
煮る時間が長すぎると、あくが増えたり、素材の型崩れが起こったりします。
だし汁が素材に染み込むのを待ちつつ、型崩れをする手前でやめなければいけません。
短すぎても、長すぎてもいけない。
適度な長さが、上手に煮物を作るポイントです。
同棲も、煮物を煮るのと同じです。
同棲期間が短すぎては、意味がありません。
パートナーの価値観や生活習慣をきちんと確認しないまま、結婚することになります。
同棲の意義が不十分になる。
結婚してから「知らなかった」というトラブルが発生しやすくなります。
一方、同棲期間が長すぎるのもよくありません。
あまり長くなると、恋愛感情が消えたり惰性が生まれたりして、結婚に踏み切りにくくなります。
同棲を切り上げるなら、できるだけ3年以内を目指すのがいいでしょう。
同棲も、煮物を煮るのと同じイメージで「適度な長さ」が大切です。
短すぎてもいけない。
長すぎてもいけない。
適度な長さを意識してこそ、同棲がうまくいきます。