オフィスの中は、不自然に豪華。
ウェブサイトは、まぶしいくらいにきれい。
パンフレットも、上質の紙が使われ、印刷も美しい。
もちろんそれだけの規模や実績のある企業なら、オフィス・ウェブサイト・パンフレットが立派であるのも自然です。
資金力のある企業なら、行き届いたサービスを届けられるでしょう。
株式会社は、あくまで営利を求める組織体。
少しでも立派に見せたいと思うのは、どの企業でも同じです。
消費者にとっても、企業が立派であると安心感や信頼感があるでしょう。
消費者の信頼を勝ち取って、売り上げに貢献できるよう、オフィス・ウェブサイト・パンフレットに力を入れるのは当然です。
しかし問題なのは、企業規模と見合わないほど不自然に立派である場合です。
無名の企業であるにもかかわらず、不自然なほど豪華で立派な様子が目立つなら要注意。
消費者の目に触れる部分だけ立派に見せるのは、悪徳業者によく見られる手口。
悪徳業者は、立派であると安心する消費者心理につけ込もうとします。
立派なところだけ見て信用してしまうと、後からトラブルに巻き込まれることがあります。
豪華すぎるオフィスは、悪徳業者の入り口かもしれません。
オフィス・ウェブサイト・パンフレットが、企業規模と見合わないほど立派なら、念のため警戒を強めておくのがいいでしょう。