執筆者:水口貴博

悪徳業者を見分ける30の方法

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支払い方法が多数あるにもかかわらず、支払い段階になると、銀行振り込みに誘導しようとしないか。

支払い方法が多数あるにもかかわらず、支払い段階になると、銀行振り込みに誘導しようとしないか。 | 悪徳業者を見分ける30の方法

代金引換やクレジットカードによる支払いに対応できていれば、一定の信用があると言えるでしょう。

業者が代金引換やクレジットカードを利用するには、厳格な審査に合格する必要があります。

審査は一次審査・二次審査など複数回あり、時間もかかります。

そのため、代金引換やクレジットカードによる支払いがある業者なら、一定の信用があると思っていいでしょう。

しかし、代金引換やクレジットカードによる支払いがあっても油断できないケースがあります。

たとえば、代金引換やクレジットカードに対応していても、支払い段階になると、銀行振り込みしか選択できない場合です。

電話やメールで問い合わせると「代金引換やクレジットカードによる支払いは一時停止している」などと言われるだけ。

うまい口実で銀行振り込みに誘導しようとするなら、要注意です。

こうした場合、代金引換やクレジットカードによる支払いは「単なる見せかけ」という可能性があります。

つまり「最初から対応していないにもかかわらず、表示だけしていた」という状況です。

詐欺や悪徳業者がよく使う手口です。

もちろん実際に正当な事情があって、代金引換とクレジットカードを一時停止することはあります。

しかし、代金引換とクレジットカードの一方が使えなくなることはあっても、同時に使えなくなるのは不自然でしょう。

支払い段階になって銀行振り込みに誘導しようとする業者なら、取引を中断するのが賢明です。

悪徳業者を見分ける方法(28)
  • 支払い段階になって銀行振り込みに誘導しようとする業者なら、取引を中断する。
高額商品の購入は、前もって誰かに相談しておくと、失敗を防ぎやすくなる。

悪徳業者を見分ける30の方法

  1. 悪徳業者は、自分から「悪徳業者です」とは言わない。
  2. 比較は、賢い消費者になるための第一歩。
  3. 比較を嫌がる業者は、不都合が隠されている可能性がある。
  4. 相場と比べて、安すぎないか。
  5. 強引な購入・契約をさせようとしないか。
    即断即決をさせようとしないか。
  6. セールストークは、話半分で聞くくらいがちょうどいい。
  7. 当たり前のマナーや最低限のマナーができていないのは、業者の基本に問題がある可能性が高い。
  8. メリットばかりで話がうますぎないか。
  9. 見積もりに不明瞭な項目はないか。
  10. 見積もり対応が不自然な業者は、怪しいと考える。
  11. オフィス・ウェブサイト・パンフレットが、不自然に立派すぎないか。
  12. きちんと解約手数料・違約金の確認をしておく。
  13. アフターサービスへの思い込みに要注意。
  14. 業者の免許や身分証などの確認をする。
  15. 販売員は、基本的な知識に欠けていないか。
  16. 必要もなく、個人情報を伝えない。
  17. あなたの質問は、ただの質問ではない。
    未来の後悔を減らすための質問でもある。
  18. 悪徳業者もまっとうな業者も、巧みな話術であおってくる。
    では、どう見分けるか。
  19. インターネット上で悪い評判が目立っていないか。
  20. しつこい営業のある業者は、悪質業者の予備軍。
  21. レスポンスの悪い業者は、注意フラグを立てておく。
  22. ほかの業者をけなすところとは、付き合わないのが賢明。
  23. きちんと契約書を読まずに、署名や押印をしない。
  24. 違法行為をしている業者とは関わらない。
  25. 代金引換による支払いができる業者か。
  26. 「特定商取引法」「プライバシーポリシー」の表示を確認する。
  27. 電話番号に不自然な点はないか。
  28. 支払い方法が多数あるにもかかわらず、支払い段階になると、銀行振り込みに誘導しようとしないか。
  29. 高額商品の購入は、前もって誰かに相談しておくと、失敗を防ぎやすくなる。
  30. 「何だか嫌な感じがする」という違和感を無視しない。

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