執筆者:水口貴博

悪徳業者を見分ける30の方法

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きちんと契約書を読まずに、署名や押印をしない。

きちんと契約書を読まずに、署名や押印をしない。 | 悪徳業者を見分ける30の方法

契約を交わす際は、きちんと契約書を読んでいますか。

たしかに小さな字で長々と書かれた内容は読みにくい。

しかも堅苦しい表現が多く、読んでもすんなり理解できないことも多いでしょう。

楽しい内容ではなく、読んでいる途中から眠くなる人も多いはず。

しかし、どれも契約にかかわる重要事項です。

書かれていることはつまらない内容でも、今後に影響する大切な取り決めが書かれています。

きちんと契約書を読まずに署名や押印をすると、後からトラブルに発展する可能性があります。

契約書に署名や押印をした後なら、知らなかったでは済まされません。

署名や押印をした以上、消費者は契約内容に従わなければなりません。

大事なことほど面倒くさいのは、どの世界でも同じこと。

面倒であっても、やはりきちんと確認しておくことが大切です。

契約書の内容が多く、一度に全部読み切るのが大変なら、小分けにして読むようにしましょう。

半分に分ければ、ストレスも2分の1です。

2分の1でも多く感じるなら、さらに半分にすればいいだけです。

小分けにしたほうが、無理なく内容を確認していけるでしょう。

もし契約書の内容に疑問点・不明点があれば、そのままにせず、きちんと質問することが大切です。

契約書の確認も、重要な仕事の一環です。

金額が大きければ大きいほど、契約書の内容は重要です。

悪徳業者を見分ける方法(23)
  • きちんと契約書の内容を読んで理解してから、署名や押印をする。
違法行為をしている業者とは関わらない。

悪徳業者を見分ける30の方法

  1. 悪徳業者は、自分から「悪徳業者です」とは言わない。
  2. 比較は、賢い消費者になるための第一歩。
  3. 比較を嫌がる業者は、不都合が隠されている可能性がある。
  4. 相場と比べて、安すぎないか。
  5. 強引な購入・契約をさせようとしないか。
    即断即決をさせようとしないか。
  6. セールストークは、話半分で聞くくらいがちょうどいい。
  7. 当たり前のマナーや最低限のマナーができていないのは、業者の基本に問題がある可能性が高い。
  8. メリットばかりで話がうますぎないか。
  9. 見積もりに不明瞭な項目はないか。
  10. 見積もり対応が不自然な業者は、怪しいと考える。
  11. オフィス・ウェブサイト・パンフレットが、不自然に立派すぎないか。
  12. きちんと解約手数料・違約金の確認をしておく。
  13. アフターサービスへの思い込みに要注意。
  14. 業者の免許や身分証などの確認をする。
  15. 販売員は、基本的な知識に欠けていないか。
  16. 必要もなく、個人情報を伝えない。
  17. あなたの質問は、ただの質問ではない。
    未来の後悔を減らすための質問でもある。
  18. 悪徳業者もまっとうな業者も、巧みな話術であおってくる。
    では、どう見分けるか。
  19. インターネット上で悪い評判が目立っていないか。
  20. しつこい営業のある業者は、悪質業者の予備軍。
  21. レスポンスの悪い業者は、注意フラグを立てておく。
  22. ほかの業者をけなすところとは、付き合わないのが賢明。
  23. きちんと契約書を読まずに、署名や押印をしない。
  24. 違法行為をしている業者とは関わらない。
  25. 代金引換による支払いができる業者か。
  26. 「特定商取引法」「プライバシーポリシー」の表示を確認する。
  27. 電話番号に不自然な点はないか。
  28. 支払い方法が多数あるにもかかわらず、支払い段階になると、銀行振り込みに誘導しようとしないか。
  29. 高額商品の購入は、前もって誰かに相談しておくと、失敗を防ぎやすくなる。
  30. 「何だか嫌な感じがする」という違和感を無視しない。

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