悪徳業者に騙されるのは、自分にも原因があるのかもしれません。
業者と話していると、話が盛り上がり、自分について話したくなることがあります。
聞き上手な業者と話が盛り上がれば、上機嫌になって話したくなるもの。
年齢・職業・住所・好み・趣味・家族構成。
相手が自分の好みの異性なら、気持ちも緩みがちです。
「別にこれくらいいいではないか」「別に大した情報ではない」と思うかもしれません。
もちろん相手が知人や友人ならいいのです。
自己開示は、交流を深めるスパイスです。
自分から積極的にプライベートを話すことで、親近感が湧き、早く仲良くなるきっかけになります。
しかし、相手が営利目的の業者となると、油断は禁物です。
個人情報は、重要情報の1つ。
大事な個人情報をぺらぺら話す姿を見せると、業者から軽く見られます。
おしゃべりな人は扱いやすい相手として、業者につけこまれやすくなる可能性があります。
必要があって話すのはいいですが、むやみに自分からぺらぺら話すのは控えたほうがいいでしょう。
必要なときに、必要な情報を話すだけで十分です。
また、しつこく個人情報を聞き出してくる業者も注意が必要です。
意味もなく個人情報を聞き出すのは、何らかの裏が隠れている可能性があります。
質問の意図がわからないときは「何の意味があるのですか」と聞いてみるといいでしょう。