同業他社との比較について、話を持ち出すこともあるでしょう。
「ほかの商品より、値段が高いのはなぜですか」
「○○と比べて、契約者数が目立つのはなぜですか」
「○○社と比べて、契約内容に差が大きいように感じます」
できるだけ業者にとって不都合な比較を持ち出すのが効果的です。
もちろん比較内容が明らかに劣っているなら、業者も落ち着かない様子を見せるでしょう。
比較されたことが都合の悪い内容なら、どの業者にとっても嬉しくないのは当然。
「まだまだ企業努力が足りません」「今後精進します」など、前向きな返事ならまだいいのです。
しかし、比較の話を持ち出したとき、明らかに否定的な態度をするなら、怪しい可能性があります。
業者の対応をよく確認してください。
「そこは難しく考えないでください」と話をそらそうとする。
「商品が違うので、比較は無意味」と否定する。
「うちの商品が劣っているということですか」と怒り気味になる。
商品購入を検討する際、比較をするのは消費者として当然の行為。
その当然の行為を否定するのは、何らかの不都合が隠されているせいかもしれません。
業者にとって都合の悪い比較は、ストレスです。
本質は普段見えにくいですが、ストレスを与えたときに見えやすくなります。
もし比較を嫌がるなら、その理由について聞いてみましょう。
そこでも納得できない回答しか得られないなら、その業者との取引は見直したほうがいいかもしれません。