人生において早すぎるということは、1つもありません。
「やりたい」と思ったときが、始めるべき一番の瞬間です。
世の中には「適齢期」と呼ばれることがたくさんあります。
結婚するための「適齢期」。
健康について考えるための「適齢期」。
自分が勉強するための「適齢期」。
お金を勉強するための「適齢期」。
恋人を作るための「適齢期」。
細かなことをあげれば切りがありません。
適齢期とはつまり「適切な時期」という意味ですが、困ったことにそれらはすべて他人が決めた時期のことです。
「一般的な統計から、この時期にするのが一番いいですよ」という客観的な視点から出した答えなのです。
自分が何かを始めるときに、客観的になる必要はありません。
自分がやるのですから、それこそ主観的になり、思いきり自己中心的になって考えたほうがいいのです。
何かを始めるときに一番の適齢期は、自分がやりたいと思ったときです。
結婚するための適齢期や勉強するための適齢期などは、自分が「やりたい」と思ったときに始めると、一番効果が高いのです。
結婚は、30代でも40代でもできます。
また勉強も学生時代しかできないということはなく、社会人になった30代40代でも「その気」さえあればいくらでもできます。
大切なことは、本人がやりたい気持ちがあるかどうかなのです。
始めるときに「やりたい」と思う気持ちは、なにより大切な行動基準です。
自分が自分らしく生きるために、自分の気持ちに正直になっていないと、自分らしく生きているとは言えないのです。
日本のことわざに「思い立ったら吉日」という言葉があります。
何かをしようと思い立ったら、その瞬間がやるべき瞬間だということです。
まさにこのことわざどおり、思い立ったらやってしまいましょう。
適齢期なんて、あってないようなものなのです。
決して早すぎることも遅すぎるということもないのです。
やりたいと思ったらやるのが一番なのです。