自分の人生の選択肢を、自分で狭めていませんか。
「できない」
「できないかもしれない」
「できるわけがない」
「あり得ない」
こうした言葉によって、自分で自分を制限してしまっていませんか。
できないという言葉は、実際にやってみて失敗し、できないことがわかったときに初めて口にできる言葉です。
やりたいことがあるというのに「できるわけがない」と自分で自分の選択肢を狭めてしまう人がいます。
まだやってもいない人が、やらないうちから「できない」と決め付けているのです。
やってもいないのに「できるわけがない」と決め付けるのはおかしいのです。
決め付けるという行為は、自分の可能性をそれだけ狭くしてしまうことです。
まだやっていないということは、もしかしたらできるかもしれないということです。
「できないかもしれない=できるかもしれない」です。
私たちは「あなたにできるわけがない」という他人からの無責任な言葉によって、落ち込みをよく経験します。
次にもっと深刻なのは、他人の言葉を聞き入れることで今度は自分が自分に対して語りかけます。
「やっぱり私にはできるわけがない」「私なんかができるわけがない」と自分で自分の悪口を言い始めるようになります。
これは、悪の自己暗示です。
自分で自分の首を絞めています。
こうしたことは、日常ではよく起こっています。
ほとんどの場合、できないことではなく、トライしてもいないのに、できないと思い込んでしまっているのです。
他人の言葉はたしかに自分では操作できませんが、自分が自分に唱える言葉は自分で操作できます。
自分で自分の悪口を言うことは、人生において最もしてはいけないことの1つです。
自分で自分の悪口を言うほど、精神的に不健康なことはないのです。
選択肢を狭めている本当の張本人は、まさに自分ということです。
他人から言われる言葉によって振り回されていると思われがちですが、そんな言葉を心の中で大きく誇張させているのは自分です。
他人の言葉が怖ければ、笑って聞き流してしまえばいいことです。
あるいは、そんな友人とは付き合いをやめることです。
他人の悪口を言う友人は、よい友人とは言えません。
それよりまず自分が自分らしく生きるために、外の環境を整えることより、自分の内の環境を整えるほうがなにより第一です。