理系といえば、数字や数式が欠かせません。
数学や物理学の素晴らしいところは、数字ではっきりした答えが出る点です。
たとえば、物理学の数式を駆使すれば、物の性質やエネルギーの状態などを数字で表現できます。
世の中の多くの現象を数字で表現できることに快感を覚えるのではないでしょうか。
しかし、理系の世界に閉じこもってばかりでは、なかなかいい発想も浮かびません。
限られた世界では、刺激も限定されます。
そこで必要なのが、恋愛です。
恋愛は、数学では表せない世界です。
はっきりした答えが出ない場面が多々あります。
答えが1つとは限らなかったり、答えが突然変わったりする場面もあります。
恋愛は「こうすればこうなる」という単純な世界ではありません。
「うまくいく」と思えばいかなかったり「うまくいかない」と思えば、うまくいったりなど不安定です。
恋愛が数学で簡単に解決できるなら、苦労はしないのです。
そこで、理系の人はショックを受けるべきです。
「数学で表せないことの素晴らしさ」を体験して、衝撃を受けるのです。
心の複雑さや恋愛の不思議さについて知る、いい機会になるでしょう。
世の中には「数学で表せる素晴らしさ」もありますが「数学で表せない素晴らしさ」もあります。
恋愛をすれば、数学では表せない経験ができるため、人や人生における理解が深まります。
恋愛経験は、人間性や人生観に豊かさをもたらすだけではありません。
恋愛経験による幅広い視野と見識は、新たな見方・考え方を生み、いずれ理系でもプラスに反映されるはずです。
理系の人こそ、恋愛が必要なのです。