顔に吹き出物ができると、相手と目を合わしにくくなるかもしれません。
誰かと会話をするとき「吹き出物のある顔を見られたくない」と思って顔をそむけがちです。
吹き出物のある顔を見られると、不潔な印象を与え、嫌われるような気がするかもしれません。
少なくとも、あるよりないほうがいい存在であるのはたしかです。
しかし、ここに誤解があります。
自分が思っているほど、相手はあなたの吹き出物を気にしていません。
吹き出物は、重大な問題ではありません。
人は、自分に関係していることには興味を持ちますが、自分に関係ないことには興味を持ちません。
他人のにきびは、自分に関係ないので、ほとんど気にされません。
せいぜい「吹き出物がある」という程度に思って終わりです。
もちろん顔中が吹き出物だらけなら別ですが、1つや2つの吹き出物は、ゼロとカウントしてもいいくらいです。
吹き出物が直接の原因になって、ひどく印象を落とすことはないはずです。
吹き出物を、大げさに考えている自分に気づくことです。
ささいなことを大げさに悩んでいます。
吹き出物より大きな問題なのは、目を見ないで話す態度です。
吹き出物を見られたくないと思うと、相手と目をそらしがちになります。
吹き出物は気になりませんが、目を見ないで話す態度は気になります。
相手が目を見てくれなかったり顔をそらしたりしているほうが、よほどネガティブな印象が伝わります。
「あなたと話したくない」「隠し事がある」「会話が苦手」などの印象を与えるでしょう。
吹き出物を気にするくらいなら、目を見て話さない態度を気にするほうが大切です。
吹き出物があっても気にせず、きちんと相手を見て接しましょう。