一度見ただけで心が引かれ、好きになる現象。
それは、一目惚れです。
魅力的な異性が目の前に現れたとき、胸を矢で打ち抜かれたような感覚になり、一瞬で恋に落ちます。
誰もが一度は経験があるのではないでしょうか。
そんな一目惚れにも注意したいことがあります。
それは、一目惚れをした時間帯です。
まず、日中の一目惚れはいいのです。
日中の一目惚れは、本物です。
太陽の光に当たれば、視界がくっきり見えます。
朝に散歩をすると、植物や風景がはっきり見え、美しく感じるでしょう。
昼前は光も強いので、視力の届く範囲なら、遠くの植物や風景もはっきり見えるはずです。
それは人に対しても同じです。
日中の光は光量が強いので、人の顔立ちもくっきり見せる効果があります。
日中は疲れも少なく、意識もはっきりしているので、正常な思考状態で相手を見ることができます。
したがって、日中の一目惚れは間違いありません。
気をつけたいのは、夜の一目惚れです。
夜は薄暗く、ぼんやりとした雰囲気が漂います。
夜は、日中の仕事の疲れがたまっているため、意識もぼんやりしがちです。
さらに夜といえば、お酒です。
お酒を飲むと、ぼんやりしていた意識がますますぼんやりします。
疲れているのに、テンションだけは高いという不思議な感覚になるでしょう。
視界は薄暗く、意識もぼんやりしているが、テンションだけは高い。
その結果、実物が美化されて見えやすくなるのです。
夜の一目惚れは、勘違いかもしれません。
夜に一目惚れをした人は、後から日中に会うと「そんな顔だったかな」と驚くでしょう。
大切にするなら、夜の一目惚れより、朝の一目惚れです。