今日の目標の立て方には、2種類あります。
1つ目の目標の立て方は「今日はここまでやろう」です。
最初に明確な目標を立ててから、仕事に取り組む進め方です。
メリットは、モチベーションが上がりやすい点です。
最初にゴールラインを設定することで、仕事の終わりが明確になります。
ゴールラインを目安にできれば、モチベーションもぐっと上がります。
デメリットは、ストレスが多くなりやすい点です。
あくまで目標ありきであり、自分の状態は無視しています。
もし体調が悪くて目標が達成できないときは、自分を責めて、自己嫌悪に陥りやすくなります。
2つ目の目標の立て方は「今日はできるところまでやろう」です。
あえてゴールラインは設定せず、体力の続くかぎり、全力を尽くす進め方です。
メリットは、体調に応じて、仕事を変化させやすい点です。
体調に応じて、目標を柔軟に変更できます。
調子がよければ、予定より早く進めてもいいでしょう。
デメリットは、体調に応じて、成果の結果が左右されやすい点です。
日によって体調も変わるため、仕事がたくさんできる日もあれば、そうでない日もあります。
どちらも、仕事の成果を発揮できる方法です。
では、どちらがいいのか。
これは、人によるのです。
一般的な書籍では、どちらの仕事も推奨していますが、一方にこだわらないことです。
大切なことは、自分に合った方法を選ぶことです。
自分は「こちらのタイプ」ということを自覚できれば、仕事の計画を立てやすくなるでしょう。
自分に合った方法のほうが、能力もより高く発揮できるはずです。
時と場合に応じて使い分ける方法もいいでしょう。
1つの方法に執着せず、自分の性格や状況に応じて、柔軟に使い分けましょう。