目線と気持ちには、相関関係があります。
目線を下げると、気持ちが沈んで消極的になりますが、目線を上げると、気持ちが明るくなって積極的になれます。
「今すぐしよう」
「もっと成長しよう」
「もう少し頑張ろう」
心のエンジンに火がつき、向上心や積極性が強くなるのです。
では、目線を上げれば上げるほどいいかというと、そうではないのです。
目線を上げすぎるのもよくありません。
目線を上げすぎると、今度は足元が見えなくなります。
足元に石があっても、見えないため、つまずいてしまうでしょう。
足元に落とし穴があっても、見えないため、落ちてしまうでしょう。
恥ずかしい勘違いをする。
詐欺に騙される。
普通ならしないようなミスが起こります。
向上心が強くなっても、落とし穴に落ちては意味がないのです。
目線を上げるときには、適度が大切です。
目線を上げるなら、足元も見える程度が適切です。