特技・資格・趣味。
これらを答えるなら、どれも仕事に生かせる内容に絞って紹介するのが得策です。
仕事に関係ない特技・資格・趣味まで話すと、応募者の人柄や特質がぼやけます。
数より質です。
数は少なくてもいいので、仕事に生かせることに絞って紹介しましょう。
また、ただ紹介するだけでなく、仕事への生かし方も一緒に説明して、最終的に自己PRに持っていきます。
どんな質問でも、仕事に結びつけて答えるのが基本なのです。
さて、こうした心がけをしていると、ふと、ある疑問を抱くことがあります。
「何でも仕事に結びつける話し方は、少しやりすぎではないか」という疑問です。
ささいな趣味まで仕事に結びつける話し方は「こじつけ」という印象が出ることもあるでしょう。
しかし、取り越し苦労です。
もちろん少し不自然な様子は出るかもしれませんが、やはり仕事に結びつけてアピールが最優先です。
自分を仕事に生かそうとする様子が伝わるからです。
面接では、仕事に対する意欲や熱意を見せることが重要です。
こじつける様子が多少出たとしても「とにかく御社の役に立ちたい」という意気込みを伝えることです。
仕事への意気込みと積極性が伝われば、少し不自然な様子は出ても、面接官は高く評価します。
どんな形であろうと、就業意欲の高い応募者は歓迎なのです。
罪悪感を抱くなら、むしろ質問されたことだけ淡々と話すことを恥じるべきです。
多忙の中、貴重な時間を割いて面接をしてくださる面接官に、利益につながるアピール1つすらできないのは失礼なこと。
利益に結びつける話し方が少し不自然になってもいいですから、仕事に結びつける答え方が重要です。