「この本、おすすめだよ」
「就職対策なら、この本が一番」
「就職活動なら、絶対この本しかない」
友人から就職対策本を、おすすめされることがあります。
また、本屋に行けば「人気ナンバー1」「おすすめ」「ベストセラー」などと書かれている就職対策本も見かけます。
さまざまな評判があるため、どれを信じていいのか、わからなくなるのではないでしょうか。
さて、まず大切なのは「この本が一番」と断言できないことです。
人の考え方はそれぞれですから、自分に合った就職対策本も、人によって異なります。
ここで最も頼りになるのは、自分の感覚です。
実際に本を手にとって、ページをぱらぱらめくってみましょう。
「読みやすい」「わかりやすそうだ」「何だか面白そう」など、自分に合う本を選びましょう。
感覚が頼りになりますが、まさしく、その感覚が正解です。
本によって内容に違いがあり、不安になるかもしれませんが、市販の就職対策本に大きな差はありません。
結局のところ、どれもマニュアル本です。
書き方や範囲は異なりますが、軸の部分は、どれもおおむね同じです。
「詳しく知りたい」と思うなら、詳細まで書かれた本がふさわしいでしょう。
「基本的な部分だけを知りたい」と思うなら、基本的な内容を中心に書かれた本がいいでしょう。
もし、自分に合った本が2冊あれば、2冊とも買えばいいのです。
重なる内容もあるでしょうが、より重要な内容であるとわかりますし、復習の効果も期待できます。
人生に影響するポイントですから、惜しまずお金を投資しましょう。
わずかな費用で選考率が上がるのですから、安いものです。
世間の批評を参考にするのもいいのですが、本を読む主役は、あくまで自分です。
自分の感じ方を基準に選ぶのが、一番です。