面接で緊張したとき、正直に白状するのも、1つの賢い手段です。
無理に緊張を隠さなくて済むため、心が楽になります。
「第1志望である御社との面接で、緊張しています。お見苦しい点があれば、お許しください」
さて、正直に緊張を白状すれば、自分の評価が落ちるのではないかと思うのではないでしょうか。
ところが、意外に評価は落ちない傾向があります。
もちろん緊張による不手際は減点対象ですが、単に緊張を白状しただけでは、評価はほとんど落ちないはずです。
むしろ、応募者が緊張していることを喜ぶ面接官もいるほどです。
なぜでしょうか。
真剣になって面接に挑む応募者の様子が、面接官によく伝わるからです。
緊張している場面を思い出してください。
試合前・プレゼン・試験前。
なぜ緊張するかというと、やはり「失敗が許されない重要な場面」という意識が強いためです。
これは面接でも同じです。
緊張を白状すれば、面接を重要に扱っていることが面接官に伝わります。
応募者が真剣になって面接に挑むのは、面接官にとっても喜ばしいこと。
面接官も学生時代、就職活動で緊張した経験があるはずですから、他人を笑えない心理もあります。
したがって、正直に緊張を白状しても、意外に評価は落ちない傾向があるのです。