メールの冒頭は、相手の社名と名前を一緒に記載するのが一般的です。
たとえば「○○株式会社 ○○様」という書き方です。
会社名も名前も、正式名称かつフルネームが基本です。
省略は避け、誤字脱字に注意して、正確に書きます。
この書き方さえできれば、特に大きな失礼はありません。
しかし、できればもう一言加えると、さらに好印象を与える書き方にできます。
役職や肩書を加えるのです。
「社名、肩書、名前」です。
もし相手が個人事業のため、役職がなければ「代表」という肩書がいいでしょう。
役職や肩書を加えるだけですが、相手に与える印象はずいぶん変わります。
役職や肩書まで記載があると、相手は「自分の仕事が尊重されている」という印象がより強くなります。
書く側は少し手間暇が増えますが、それで相手に喜ばれるなら、意味があるでしょう。
相手を喜ばせるだけでなく、肩書を尊重するあなたの印象もよくなります。
たとえユニークな肩書であっても、きちんと記入するほうが好印象です。
どんな役職や肩書であろうと、相手は誇りを持って仕事をしています。
役職や肩書は、名刺に書かれている内容をそのまま記入すれば十分です。
役職や肩書を正確に把握するためにも、相手からいただいた名刺は大切にしましょう。