執筆者:水口貴博

雑談の技術を磨く30の方法

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体験談ほど、人が引き付けられる話はない。

体験談ほど、人が引き付けられる話はない。 | 雑談の技術を磨く30の方法

体験談ほど、人が引き付けられる話はありません。

その人が経験しているからできる話というのは、説得力があります。

データから話をする話もいいのですが、堅苦しくなりがちです。

「全体の~パーセントの人が……」という話は、正しい内容かもしれません。

しかし、結果だけを言われても「そうですか」となってしまうのです。

雑談上手な人は「データ」より「体験談」から話をします。

体験談を交えながらの話ですから、途中でどんな質問が飛んできても、すぐ答えられます。

何しろ自分が経験したことであるため、答えられないことがありません。

実際に起こったことをありのまま口にするだけですから、自信を持って発言することができるのです。

体験談の面白みは、ここです。

体験したことのある話だけに、具体的で、どんな質問にも答えられ、かつ、自信を持って発言できます。

雑談のほうが大いに盛り上がるのです。

データがあればよいというのではありません。

たとえ正しい内容でも、データは、体験談ほどの面白さにはかなわないのです。

雑談の技術を磨く方法(11)
  • 体験した話をネタにする。
雑談には、表情がある。

雑談の技術を磨く30の方法

  1. 会話の達人とは、雑談の達人のこと。
  2. なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。
  3. ノウハウも結論も求めない。
  4. 中身のない話を、中身のある話に変えてしまえばいい。
  5. 会話は、テーマの脱線が面白い。
  6. テーマのない会話こそが、雑談。
  7. 細かいことに、こだわりすぎない。
  8. 無理やり話をまとめない。
  9. 答えをじらさない。
  10. 雑に会話をするから、雑談ができる。
  11. 体験談ほど、人が引き付けられる話はない。
  12. 雑談には、表情がある。
  13. うまく話そうと思えば思うほど、うまく話せなくなってしまう。
  14. 話の途中で思い出したことを、遠慮しない。
  15. 何でもいいから、返事はすぐする。
  16. 相槌上手は、雑談上手。
  17. 雑談とは、連想ゲームと同じこと。
  18. 一つ一つの会話を、短くしよう。
  19. 話の途中でも、切り捨てられる勇気を持つ。
  20. たとえつまらない話でも、笑ってあげる優しさを持つ。
  21. 雑談が、明るさを生み出す。
  22. モテる人は、雑談で口説く。
  23. 「傷つける、傷つけられる」を、必要以上に恐れない。
  24. 雑でも「礼儀」だけは忘れない。
  25. 「一生懸命さ」は、雑談を盛り上げるスパイス。
  26. 雑談は、共感していくだけでいい。
  27. 話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。
  28. 沈黙も楽しむ雑談にしよう。
  29. 話に割り込んでしまったときには、元に戻してあげるケアをしよう。
  30. 思い出に残る話は、雑談から生まれてくる。

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