執筆者:水口貴博

雑談の技術を磨く30の方法

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雑談には、表情がある。

雑談には、表情がある。 | 雑談の技術を磨く30の方法

会社の会議とは違い、雑談には表情があります。

会社の会議では、みんな堅い表情をして、むやみに感情を表現しないようにしています。

出席者は、嬉しいのか楽しいのかわからない表情をしています。

会議はいつも冷たくて面白くありません。

一方、雑談には表情があります。

雑談が雑談らしくあるほど、お互いが生き生きした表情になっています。

楽しいときは楽しい表情をして、悲しいときは悲しい表情をする。

会話の中に感情が入り交じり、よりリアルな内容に感じることができるのです。

「データ」と「体験談」の違いと同じです。

データには、感情がありませんから表情もありません。

「日本人の80パーセントは、死について考えたことがある」と言われても「へえ」となるだけです。

しかし「実は私、死にたいって思ったことがあるの」となると「え、何があったの?」と感情が入ります。

体験談であるだけで、自然と感情が入ってくるのです。

体験談にも、決まって表情があります。

表情は、雑談をより盛り上げてくれる効果があります。

表情のない会話は、単なる「冷たい話し合い」になっているのです。

雑談の技術を磨く方法(12)
  • 表情を豊かに、話をする。
うまく話そうと思えば思うほど、うまく話せなくなってしまう。

雑談の技術を磨く30の方法

  1. 会話の達人とは、雑談の達人のこと。
  2. なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。
  3. ノウハウも結論も求めない。
  4. 中身のない話を、中身のある話に変えてしまえばいい。
  5. 会話は、テーマの脱線が面白い。
  6. テーマのない会話こそが、雑談。
  7. 細かいことに、こだわりすぎない。
  8. 無理やり話をまとめない。
  9. 答えをじらさない。
  10. 雑に会話をするから、雑談ができる。
  11. 体験談ほど、人が引き付けられる話はない。
  12. 雑談には、表情がある。
  13. うまく話そうと思えば思うほど、うまく話せなくなってしまう。
  14. 話の途中で思い出したことを、遠慮しない。
  15. 何でもいいから、返事はすぐする。
  16. 相槌上手は、雑談上手。
  17. 雑談とは、連想ゲームと同じこと。
  18. 一つ一つの会話を、短くしよう。
  19. 話の途中でも、切り捨てられる勇気を持つ。
  20. たとえつまらない話でも、笑ってあげる優しさを持つ。
  21. 雑談が、明るさを生み出す。
  22. モテる人は、雑談で口説く。
  23. 「傷つける、傷つけられる」を、必要以上に恐れない。
  24. 雑でも「礼儀」だけは忘れない。
  25. 「一生懸命さ」は、雑談を盛り上げるスパイス。
  26. 雑談は、共感していくだけでいい。
  27. 話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。
  28. 沈黙も楽しむ雑談にしよう。
  29. 話に割り込んでしまったときには、元に戻してあげるケアをしよう。
  30. 思い出に残る話は、雑談から生まれてくる。

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