執筆者:水口貴博

雑談の技術を磨く30の方法

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なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。

なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。 | 雑談の技術を磨く30の方法

雑談を始めるときのポイントは、軽い気持ちで話しかけることです。

軽い気持ちで話しかけたほうが、うまく話が始められます。

「そんな適当でいいのか」と思いますが、ちょうどいいのです。

「好きな人の前では、恥ずかしくて何も話せなくなる」という人がいます。

私も10代に、何度も経験しましたから、この気持ちはよくわかります。

そういう人は「好きな人の前では、楽しく話をしなければならない」と思っているのではないでしょうか。

「失敗はできない」というプレッシャーがあります。

だから、うまく話ができないのです。

私が中学生のころの話です。

好きな人の前に限ってうまく話せず、困っていたことがありました。

「何とかして相手の気を引くような会話をしなくては」

緊張して、なかなか話がうまくできません。

「だから、その、あの……」

言葉に詰まりながらの会話になります。

その結果、余計に相手とは距離が離れてしまう。

「もしかしたら、好きな人の前では、一生普通に話せないのではないか」と、真剣に悩んだこともあります。

一方、好きでもない人の前では、言葉に詰まることなく話ができます。

軽い気持ちで話しかけているからです。

好きでもない人の前では異性を意識しないため、リラックスしながら会話ができます。

その結果、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのです。

雑談の技術を磨く方法(2)
  • 好きな人の前こそ、軽い気持ちで話しかける。
ノウハウも結論も求めない。

雑談の技術を磨く30の方法

  1. 会話の達人とは、雑談の達人のこと。
  2. なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。
  3. ノウハウも結論も求めない。
  4. 中身のない話を、中身のある話に変えてしまえばいい。
  5. 会話は、テーマの脱線が面白い。
  6. テーマのない会話こそが、雑談。
  7. 細かいことに、こだわりすぎない。
  8. 無理やり話をまとめない。
  9. 答えをじらさない。
  10. 雑に会話をするから、雑談ができる。
  11. 体験談ほど、人が引き付けられる話はない。
  12. 雑談には、表情がある。
  13. うまく話そうと思えば思うほど、うまく話せなくなってしまう。
  14. 話の途中で思い出したことを、遠慮しない。
  15. 何でもいいから、返事はすぐする。
  16. 相槌上手は、雑談上手。
  17. 雑談とは、連想ゲームと同じこと。
  18. 一つ一つの会話を、短くしよう。
  19. 話の途中でも、切り捨てられる勇気を持つ。
  20. たとえつまらない話でも、笑ってあげる優しさを持つ。
  21. 雑談が、明るさを生み出す。
  22. モテる人は、雑談で口説く。
  23. 「傷つける、傷つけられる」を、必要以上に恐れない。
  24. 雑でも「礼儀」だけは忘れない。
  25. 「一生懸命さ」は、雑談を盛り上げるスパイス。
  26. 雑談は、共感していくだけでいい。
  27. 話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。
  28. 沈黙も楽しむ雑談にしよう。
  29. 話に割り込んでしまったときには、元に戻してあげるケアをしよう。
  30. 思い出に残る話は、雑談から生まれてくる。

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