執筆者:水口貴博

雑談の技術を磨く30の方法

15

何でもいいから、返事はすぐする。

何でもいいから、返事はすぐする。 | 雑談の技術を磨く30の方法

雑談するときのコツは、何でもいいから、すぐ返事をすることです。

話をしてもらったときに、あまり深く考えすぎないで、何でもいいのでとにかく返事だけはすぐすることです。

「うん、あの、その」と考えすぎると、雑談のリズムが乱れます。

相手は、100パーセント正確な答えを求めているのではありません。

だいたいおおよその答えを求めているのです。

間違っているからとはいえ、相手は怒ったりしません。

むしろ返事が遅いほうが、よほど相手をいらいらさせてしまいます。

返事が早いといえば、明石家さんまさんです。

私は、さんまさんのトークが大好きです。

さんまさんはいつも、たわいない会話にも、すぐ返事をします。

どんな内容でも返事だけはしっかりするところは、すごいなと感心してしまいます。

返事の内容がどれだけ素晴らしいかは、どれだけ素早く返事をしてくれるかに比例します。

すぐ返事をしてくれればしてくれるほど、それだけ早くに頭に思い浮かび、聞きたい気持ちが伝わってくるからです。

返事の早さは、雑談の命です。

さんまさんの返事の早さから「もっと話を聞きたい」という熱意が伝わってきます。

何もさんまさんが、あっと驚くような特別な質問をしているからではありません。

返事が早いからです。

返事が早ければ早いほど、熱のある雑談ができるようになり、面白く盛り上がってくるのです。

雑談の技術を磨く方法(15)
  • 何でもいいから、返事はすぐする。
相槌上手は、雑談上手。

雑談の技術を磨く30の方法

  1. 会話の達人とは、雑談の達人のこと。
  2. なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。
  3. ノウハウも結論も求めない。
  4. 中身のない話を、中身のある話に変えてしまえばいい。
  5. 会話は、テーマの脱線が面白い。
  6. テーマのない会話こそが、雑談。
  7. 細かいことに、こだわりすぎない。
  8. 無理やり話をまとめない。
  9. 答えをじらさない。
  10. 雑に会話をするから、雑談ができる。
  11. 体験談ほど、人が引き付けられる話はない。
  12. 雑談には、表情がある。
  13. うまく話そうと思えば思うほど、うまく話せなくなってしまう。
  14. 話の途中で思い出したことを、遠慮しない。
  15. 何でもいいから、返事はすぐする。
  16. 相槌上手は、雑談上手。
  17. 雑談とは、連想ゲームと同じこと。
  18. 一つ一つの会話を、短くしよう。
  19. 話の途中でも、切り捨てられる勇気を持つ。
  20. たとえつまらない話でも、笑ってあげる優しさを持つ。
  21. 雑談が、明るさを生み出す。
  22. モテる人は、雑談で口説く。
  23. 「傷つける、傷つけられる」を、必要以上に恐れない。
  24. 雑でも「礼儀」だけは忘れない。
  25. 「一生懸命さ」は、雑談を盛り上げるスパイス。
  26. 雑談は、共感していくだけでいい。
  27. 話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。
  28. 沈黙も楽しむ雑談にしよう。
  29. 話に割り込んでしまったときには、元に戻してあげるケアをしよう。
  30. 思い出に残る話は、雑談から生まれてくる。

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