執筆者:水口貴博

雑談の技術を磨く30の方法

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テーマのない会話こそが、雑談。

テーマのない会話こそが、雑談。 | 雑談の技術を磨く30の方法

雑談に、テーマは不要です。

テーマを持って話をすると、討論になります。

テーマのある討論では、会話が堅くなってしまいがちです。

たとえば「核問題について」というテーマで討論をするとします。

テーマがあるから、会話の方向性が決まります。

何が正しくて、何が間違っているのかという、意見の対立になります。

また、テーマのある話は、その話題しか話せなくなります。

「核問題について」というテーマがあるとき、それ以外の話をするのは違反です。

テーマを持つから具体的に話ができる反面、会話の幅が狭くなるデメリットもあるのです。

雑談の素晴らしさは、テーマがないことです。

会話の流れや気分に応じて、好きに話せばいいのです。

テーマがないから、雑に話せます。

会話の幅に制限がありません。

どんな話でもよいという条件だからこそ、思いつくままの話を楽しめます。

テーマのない会話こそが盛り上がり、柔軟性のある会話になってくれるのです。

雑談の技術を磨く方法(6)
  • テーマを持たずに、会話を始める。
細かいことに、こだわりすぎない。

雑談の技術を磨く30の方法

  1. 会話の達人とは、雑談の達人のこと。
  2. なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。
  3. ノウハウも結論も求めない。
  4. 中身のない話を、中身のある話に変えてしまえばいい。
  5. 会話は、テーマの脱線が面白い。
  6. テーマのない会話こそが、雑談。
  7. 細かいことに、こだわりすぎない。
  8. 無理やり話をまとめない。
  9. 答えをじらさない。
  10. 雑に会話をするから、雑談ができる。
  11. 体験談ほど、人が引き付けられる話はない。
  12. 雑談には、表情がある。
  13. うまく話そうと思えば思うほど、うまく話せなくなってしまう。
  14. 話の途中で思い出したことを、遠慮しない。
  15. 何でもいいから、返事はすぐする。
  16. 相槌上手は、雑談上手。
  17. 雑談とは、連想ゲームと同じこと。
  18. 一つ一つの会話を、短くしよう。
  19. 話の途中でも、切り捨てられる勇気を持つ。
  20. たとえつまらない話でも、笑ってあげる優しさを持つ。
  21. 雑談が、明るさを生み出す。
  22. モテる人は、雑談で口説く。
  23. 「傷つける、傷つけられる」を、必要以上に恐れない。
  24. 雑でも「礼儀」だけは忘れない。
  25. 「一生懸命さ」は、雑談を盛り上げるスパイス。
  26. 雑談は、共感していくだけでいい。
  27. 話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。
  28. 沈黙も楽しむ雑談にしよう。
  29. 話に割り込んでしまったときには、元に戻してあげるケアをしよう。
  30. 思い出に残る話は、雑談から生まれてくる。

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