雑談では、細かいことにこだわりすぎないようにしましょう。
いちいち細かいことにこだわっていると、なかなか話が前に進まなくなります。
雑談は、テンポよく前に進むリズムが大切です。
会話にリズムをつけるために、少しくらいわからないところがあっても、細かいことにこだわりすぎないことが必要なのです。
「そういえばこの前……」と話すとき「この前はいつか」と細かく聞かれると、話が進みにくくなります。
「何だか変な感じ」と言っても「変な感じって、どんな感じ?」となると、いちいち説明しなくてはならなくなります。
曖昧な表現は、そのまま受け止めることが一番です。
曖昧に発言しているということは、曖昧に解釈してもらえればいいということです。
少しくらい省略された部分があっても、自分なりにイメージを膨らませ、補えばいいのです。
足りない部分はイメージで補えば、会話を止める必要がなくなります。
細かいことにこだわりすぎず、曖昧なところは曖昧なままで流して聞くほうが、雑談が成り立ちやすくなるのです。