不採用になれば、こう考えてみましょう。
「もっとふさわしい企業に就職できるだろう」と。
不採用になれば、仕方なく別の企業へ当たることになります。
ある選択肢が消えると、仕方なく別の選択肢に進むしかありません。
自分にとって不採用が本当に悪い結果なのかというと、断言はできません。
こう考えてみてください。
企業が求める人材と不一致だから、不採用だったのです。
不一致の企業に無理やり就職しても、入社後に苦労するでしょう。
できない仕事を押し付けられたり、合わない仕事に不満を抱いたりしている可能性がある。
不採用は「それはそれで正しい結果」と考えることができるのではないでしょうか。
不採用が続けば、就職活動を見直すことになりますが、考え方によってはよい効果をもたらします。
不採用のおかげで、別の企業に目を向けることができます。
別の企業のほうが自分に合っている可能性も十分ある。
見向きもしなかった企業に目が向き、気づかなかった可能性に気づくこともあるでしょう。
結果として、自分に合った企業に就職できる可能性が高くなります。
今進んでいる道が遠回りなのかは、まだわかりません。
遠回りに思えた道が近道になることは、よくあります。
10年後、きっとこう思うでしょう。
「あのときの不採用があったから、今の自分がいる」と。
不採用が続いても、落ち込まないことです。
不採用にも可能性があるのです。