エリート意識が強すぎると、就職活動が難航します。
「自分はエリートだから、就職する企業も一流でなければいけない」と思います。
高い学歴や立派な資格をたくさん持っていると、理想が高くなる傾向があります。
たしかに自分に自信を持つのは大切です。
就職活動は意欲や熱意を持つことが大切ですし、ある程度の背伸びも必要でしょう。
「就職活動はきっとうまくいく」と前向きに考えることも重要です。
しかし、エリート意識が強くても、強すぎるのはよくありません。
「自分は優れた人間」と現実以上に過信すれば、自分の身分や能力以上の企業を目指すことになります。
必然的に就職先の幅が狭くなり、難易度も高くなります。
結果として、失敗しやすくなるのです。
しかも、エリート意識を持っているだけに、不採用の挫折感もひとしおです。
「なぜ私のようなエリートが不採用なのか」と、大きなショックを受けるのです。