「内定がほしい」
そう考えていませんか。
就職活動では、当たり前の考えですが、実は注意したい考えでもあります。
「内定がほしい」と考える人は、おそらく就職活動が難航するでしょう。
自分のことが優先になった考え方だからです。
「内定がほしい」という考えは、とにかく結果を先に考えている状態です。
企業より自分が優先であり、企業への貢献が後回しになっています。
だから、うまくいかないのです。
結果ばかりを考えていると、かえって結果が出にくくなります。
「内定がほしい」という考えは、自然と態度や言葉など、表に出ます。
「内定がほしい」と考えれば考えるほど、内定が遠ざかるでしょう。
自分を優先して考える様子を、面接官は直感的に察知して、選考が不利になるのです。
「内定がほしい」と考えるのではありません。
「貢献したい」と考えるのです。
就職活動で大切なことは、貢献です。
社会に出て働くということは、自分を、人と社会のために役立てることです。
成長した自分を存分に生かして、人と社会の健全な発展のために貢献します。
それが、人としての素晴らしい生き方。
就職活動とは、その社会貢献の場を探す手段にすぎません。
本音では「内定がほしい」と考えていても「貢献したい」という考えを優先させるのが賢明です。
この点を理解できれば「貢献」というキーワードが自然と出てくるはずです。
貢献にふさわしい態度や言葉遣いも自然と出ます。