好景気の就職活動は、比較的スムーズです。
多くの企業では、業績が右肩上がりで、採用枠も多い傾向があります。
一方、不景気の就職活動は、比較的苦労します。
業績が日に日に悪くなる状況では、人件費削減が必要になり、採用枠も限られるでしょう。
就職活動がうまくいかなければ、時代のせいにしてしまいがちです。
「ああ、生まれた時代が悪かったんだ」
「不景気だから、就職活動もうまくいかない」
「こんな時代だから仕方ない」
しかし、本当にそうでしょうか。
多少の影響はあるかもしれませんが、憎んだところで、何もいいことはありません。
いらいらした気持ちになって、終わりです。
何も生まず、不毛なのです。
たしかに就職活動の苦労は、時代の影響もありますが、微々たるものです。
どんなに不況でも、就職活動が達成できている人がいます。
本当に大切なのは、個人の努力です。
見栄や世間体を、気にしすぎているのではないでしょうか。
年収・業種・場所など、こだわりが強すぎるのではないでしょうか。
時代が悪いというより、就職活動への意識に問題があるのではないでしょうか。
仕事を選んでいると、いつまで経っても仕事は見つかりません。
「時代の問題ではなく、自分の意識に問題があるのではないか」
そう問いかけながら、自分の就職活動を振り返ってみてください。
時代は、悪くありません。
時代のせいにしたいなら、その責任転嫁の習慣が問題です。
時代を言い訳にしないことです。