50代は、健康への意識が崩れつつある年ごろです。
「健康が崩れる」というより「健康への意識が崩れる」です。
「もう人生はそれほど長くない。今から健康を気にしても意味がない」と思い、健康に気遣う意識が低下します。
健康が崩れるのも問題ですが、健康への意識が崩れるのも問題です。
健康への意識が崩れると、必ず健康も崩れます。
生活習慣が乱暴になり、健康も崩れやすくなるからです。
しかし、人生の残り時間を考えると、健康への意識が低くなりがちです。
そこでおすすめしたいのが、読書です。
健康に関する本を読みましょう。
健康意識を高めるためには、やはり健康に関する本が一番です。
本には、不思議な力があります。
単に知識や知恵が身につくだけではありません。
気持ちを高揚させる力があります。
やる気、元気、勇気など、精神面を明るくさせる力があるのです。
「長生きしたい」と思うことが「健康を維持したい」という気持ちにする、一番の方法です。
自分の悪い習慣を恥じて、もっと健康になりたいという気持ちにさせる力があります。
「遅すぎるのではないか」と思いますが、遅すぎではありません。
健康が崩れつつあっても、今から健康への意識を高めて生活習慣を改めれば、改善の余地があります。
すでに病にかかっていたとしても、症状の改善を早めたり軽くしたりする効果もあります。
50代は、健康に関する本を読む時期です。
50代のうちに、50冊は読みましょう。
「50冊は多い」と感じるかもしれませんが、1年にすれば、たった5冊です。
無理なことではありませんね。
「もう50代」と思うのではありません。
「まだ50代」です。
まだ人生が続くのですから、健康を諦めないことが大切です。