執筆者:水口貴博

50代がしておきたい30のこと

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今度はあなたが、よき助言者になる番。

今度はあなたが、よき助言者になる番。 | 50代がしておきたい30のこと

若い時期は、よき助言者を求めていました。

人生に行き詰まったとき、迷ったときなど、自分の考えだけでは限界があります。

そこで、経験豊富な人からの助言を求め、自分の人生に役立てていました。

よき助言者のおかげで、トラブルをうまく乗り越えることができました。

立派なあなたが今存在するのも、若い時期、よき助言者からお世話になったおかげです。

しかし、50代になれば、次はあなたがよき助言者になる番です。

若い人から指導を求められれば、快く答えるようにしましょう。

自分が苦労して得た経験を出し惜しみするのは、よくありません。

知識や知恵を独り占めするのは、助言者らしくない態度です。

自分が苦労して得た知恵ほど、快く若い人に伝えるようにするのです。

知恵は、独り占めするのではなく、伝えていくものです。

伝える努力をするから、知恵が蓄積され、高度になり、次の世代が助かります。

助言をするときは、軽い気持ちではなく、真剣な気持ちで相手と向き合います。

じっくり考えてから、助言をするのです。

自分では当たり前の言葉でも、若い人には頼りになる言葉になるかもしれません。

励ましの一言になるかもしれません。

人生を変える一言になるかもしれません。

全身全霊で助言すれば、相手のためになる言葉が、自然と出てきます。

それが、過去にお世話になった、よき助言者への恩返しです。

次の世代が今より明るくなるかどうかは、あなたが助言するかどうかにかかっています。

50代として生きる、あなたの仕事なのです。

50代がしておきたいこと(16)
  • よき助言者として、振る舞う。
楽しそうに仕事を頑張る姿が、部下への手本。

50代がしておきたい30のこと

  1. 50代の可能性は、重点の置き方で決まる。
  2. 最も出費が多い50代。
    考えるべきポイントは、消費ではなく投資。
  3. 年相応という意味を、誤解していませんか。
  4. 「今が人生の半分」と考えてみる。
  5. 年齢による印象は、口にするときの態度で決まる。
  6. 50代は、いま一度おしゃれを意識する時期。
  7. 白髪を隠すおしゃれもあれば、白髪を見せるおしゃれもある。
  8. 満足のいく人生のために、今、何ができるか。
  9. 健康維持のキーポイントは、高い健康意識を維持すること。
  10. 礼儀があるから、いい人間関係が、いつまでも続く。
  11. 節目を迎える結婚記念日は、自分の誕生日より大切。
  12. どれだけ社会的に成功しても、家族と仲が悪くなれば、失敗。
  13. 子どもの学費は、最優先する。
  14. 自立したがる子どもを、無理に引き止めない。
  15. 責任もストレスも多い50代だからこそ、羽目を外す時間が必要。
  16. 今度はあなたが、よき助言者になる番。
  17. 楽しそうに仕事を頑張る姿が、部下への手本。
  18. 自分の言い分が正しくても、強要させるのはよくない。
  19. そこそこの生き方では、そこそこの喜びしか味わえない。
  20. 趣味が、あなたを幸せにする。
  21. 故郷に感謝すると、心に力がみなぎる。
  22. あなたがこれから歩むべき道は、古い友人が知っている。
  23. 同窓会ができるのも、最後になるかもしれない。
  24. 両親の前で笑顔になるのが、よい子ども。
    わが子の前で笑顔になるのが、よい親。
  25. 「なぜ」を口癖にするだけで、哲学者になれる。
  26. ショック療法で、再び緊張感を取り戻す。
  27. 「収入と支出」「資産と負債」について、きちんと考えておく。
  28. 空の巣症候群にならないために、子ども以外の生きがいを持つ。
  29. 満足に仕事をやり遂げるから、気持ちのいい定年が迎えられる。
  30. 定年退職の後は、どういう過ごし方をする予定ですか。

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