50代とは、仕事や人生に迷いが生じやすい時期です。
「どうすればいいのか」「これからどうしていけばいいのか」と迷う人もいるでしょう。
その答えを知っているのは、意外な存在です。
古い友人なのです。
学生時代に仲のよかった友人と、久しぶりに連絡を取ってみてください。
相手から連絡が来るのを待つのではなく、自分から連絡を取ってみるのです。
「突然連絡しても、迷惑になるのではないか」と思うでしょう。
いいえ、迷惑にはなりません。
あなたのところに古い友人から久しぶりに連絡があれば、嬉しく感じますね。
その心情は、相手も同じです。
久しぶりに連絡すれば、相手はきっと喜びます。
「久しぶりに会っても話すことがない」と思うのも、深く考えすぎです。
「久しぶりだね。元気だった? 最近、何をしているの?」という一言から切り出せば、後は自然に会話が続きます。
止まらないくらいに、会話が続くでしょう。
一瞬で昔の関係に戻れ、懐かしい話ができるのです。
職業や住む場所などが、昔とまったく変わっていても、心の奥ではつながっているとわかります。
そうして話をしていると、次から次へと昔を思い出します。
「昔はこうだったな」と思い出すことは「基本に返る」「原点に戻る」ということです。
自分の出発点を振り返ることで、おのずと進むべき道も見えてくるでしょう。
古い友人と話を終えているころには、新しい答えが見つかっているに違いありません。
あなたがこれから歩むべき道は、古い友人が知っているのです。