雰囲気の悪い職場は、ある特徴があります。
上司より部下のほうが頑張っていることです。
部下は一生懸命になっているにもかかわらず、上司はデスクでぼうっとしています。
一応、仕事はうまく回っていても、部下は不満を持ちます。
「自分はこんなに頑張っているのに、上司はサボっている」
上司と部下の意識に差ができ、関係がぎくしゃくします。
部下より楽をしているはずの上司が、疲れた顔を見せていれば、最悪です。
必死に頑張る部下に、暗い表情をした上司では、どんよりした空気が漂います。
仕事はうまくいっていても、職場の雰囲気が悪くなるのです。
雰囲気のいい職場は、逆です。
部下より上司のほうが、頑張っています。
しかも部下より頑張っているはずの上司が、部下より楽しそうなのです。
「楽しそうに」がポイントです。
この様子は、部下にとってショッキングです。
部下より一生懸命に頑張る姿といい、楽しそうに仕事をする姿といい、手本です。
「あんなふうに働きたいな。この人についていこう」と思い、部下がついてくるのです。
結果として、職場の雰囲気も成績もよくなります。
50代は、部下への手本を示すときです。
部下への手本を示すのは、シンプルです。
部下より仕事を頑張り、なおかつ楽しそうに仕事をするのです。
これまでの経験を生かして、全力で仕事に当たってみてください。
自分より楽しそうに仕事を頑張る上司は、必ず憧れの対象になります。
仕事がうまく回っているのも、上司のおかげだと思うのです。