定年退職の後、どのような暮らしをする予定ですか。
考えるには早すぎると思うかもしれませんが、50代になれば、考え始めてもいい時期です。
「定年が近づく」ということは「定年後の準備も必要になる」ということです。
いきなり定年を迎えるのもいいのですが、人によってはトラブルになることがあるようです。
定年退職で仕事を辞めたとたん、空虚感を抱くケースです。
会社との関係がなくなれば、仕事がなくなり、出会いがなくなり、暇になります。
今まで会社から仕事を与えられた状態から、一転して、何も与えられない状態になります。
「何をやっていいのかわからない」と途方に暮れ、1日中、ぼうっとしてしまうのです。
定年後に、抜け殻のような人間になってしまうトラブルも多いようです。
定年後に鬱病になる話も、よく耳にします。
そうならないように、定年後の過ごし方を、今から考えておきましょう。
仕事を辞めれば、自由に行動できる時間が増えます。
24時間、365日、自由です。
毎日が日曜日です。
まず定年退職を祝って、旅行はいかがでしょうか。
人生の区切りに、支えてくれたパートナーと一緒に旅行へ行けば、印象的な思い出ができるに違いありません。
そしてたっぷり趣味の時間を楽しみましょう。
釣りに行ったり、山登りをしたり、ガーデニングを楽しんだりなどです。
何かのボランティア活動に参加するのもいいアイデアです。
引っ越しや海外移住も、1つの選択肢です。
もちろん定年後に、別のところに再就職をするのもいいでしょう。
いろいろ夢が膨らみますね。
定年後を楽しみにしていれば、気持ちが高まってきます。
準備がしっかりできていれば、定年退職後の無気力を防ぎ、次のステップへスムーズに移れます。
今のうちから、定年退職後の予定を考えておくのです。