あなたにとって、人生で大切なものは何ですか。
自分でしょうか。
パートナーでしょうか。
わが子でしょうか。
両親でしょうか。
健康でしょうか。
「どれも大切だ」と思う人が大半でしょう。
もちろんどれも大切です。
別に「優先順位をつけろ」と言っているわけではありません。
ここでしてほしいのは「なぜ大切か」と考えてほしいのです。
「どれも大切」とオブラートに包んだ言い方をするのではなく「なぜ大切か」と具体的に考えてみます。
たとえば「自分が大切」と思うとき「なぜ大切か」を考えてみます。
命は取り返しのつかない存在です。
やはり自分がいるからこそ、仕事や家事など、一家を支えることができます。
「パートナーが大切」と思うとき「なぜ大切か」を考えてみます。
パートナーがいるおかげで、子どもを産めます。
精神的サポートや協力などが得られます。
これから長い人生、寂しい思いをすることなく、生きていけます。
「わが子が大切」と思うとき「なぜ大切か」を考えてみます。
わが子の顔を見るだけで、元気をもらえます。
一族の血が残ります。
「両親が大切」「健康が大切」「家が大切」と考えるときも「なぜ大切か」を考えてみます。
「なぜ」とは、哲学です。
「なぜだろうか」と考えると、物事を深掘りでき、真理を追究できます。
その結果「大事にしよう。尊重しよう」という気持ちが、今まで以上に強くなるのです。