大学時代は、料理を作れるようになりましょう。
インスタントの料理ではなく、材料を買って、一から作る料理です。
大学時代に、料理を経験するのは、大きな意味があります。
料理を作るとはいえ、大変です。
料理には、頭を深く使う機会がたくさんあります。
食材選び、栄養バランス、調理方法、盛り付けなどです。
指先を器用に使う場面も登場します。
千切り、角切り、みじん切りなどです。
たかがカレーとはいえ、自分が作ってみると、意外に奥が深いと気づくでしょう。
具の入れ方、具の切り方、火の加減で、出来上がり方がまったく違うのです。
栄養素の知識も、食材に触れることで、よく覚えられます。
ニンジンにはビタミンAが多いことや、ゴボウには食物繊維が豊富であったりなどです。
栄養バランスを考える機会を通して、食材と栄養素が結びつくのです。
この知識は、一生、役立ちます。
食べることは、一生付き合うことです。
大学時代に料理を経験しておけば、健康意識も高くなります。
なにより自分が料理を作る経験をすることで、親の苦労がよくわかります。
今まで当たり前に口にしていた親の料理には、多くの苦労があったのだと気づきます。
すると、実家に帰ったときの親の料理も、よりおいしく感じられます。
当たり前のように感じた母の料理に、深く感動するに違いありません。
火の扱いに注意しながら、できる範囲で挑戦してみましょう。
女性だけでなく、男性にもおすすめします。
大学生のうちに経験しておけば、結婚してからも、妻を手助けしやすくなります。
大学時代の料理経験には、人生を変える力があるのです。