執筆者:水口貴博

間違いや失敗のない職場にする30の方法

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リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。

リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。 | 間違いや失敗のない職場にする30の方法

親と子の関係は、上司と部下の関係に似ています。

子は親の真似をするように、部下も上司の真似をしようとします。

子どもは、親がしていることが正しいと信じます。

同様に、部下も、上司のすることがすべて正しいと信じて、真似をするようになります。

手本のような人間が、リーダーに抜てきされます。

抜てきされたリーダーは、自分が手本になっている意識が必要です。

上司は常に、社会人としての手本を見せていきましょう。

しかし、自分の地位が高くなるにつれて、手本になっていることを忘れてしまいがちです。

肩書がつくと、偉くなったような感覚になります。

気持ちがたるみ、自分から挨拶をしなくなります。

「自分は偉いから、挨拶はされるものだ」という意識を持ち始めると、厄介です。

社会人として基本的なことを、どんどんとしなくなります。

言葉遣いが悪くなり、マナーが悪くなります。

あげくには、基本的な挨拶さえ、しなくなります。

こうした状態になり始めたら、赤信号と思ってください。

リーダーが挨拶をしないと、遅かれ早かれ、部下も挨拶をしなくなります。

上司の態度が悪くなると、部下の態度も悪くなります。

「挨拶をしても、どうせ返事が返ってこない」と思うようになり、部下は挨拶をしなくなります。

挨拶をしないと、チーム内のコミュニケーションが減り、自然とチームワークが悪くなります。

どのようなチームワークであろうと、基本はコミュニケーションです。

コミュニケーションは、小さな挨拶がたくさん積み重なって構成されているのです。

間違いや失敗のない職場にする方法(12)
  • リーダーは地位が上がるにつれて、謙虚になる。
つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。

間違いや失敗のない職場にする30の方法

  1. 失敗をする原因は、人ではなく、システムにある。
  2. 人を変えるためには、時間がかかる。
    システムを変えれば、時間はかからない。
  3. 間違いを減らすために、ダブルチェックを導入しよう。
  4. 間違えてはいけない仕事は、ダブルチェック。
    間違えてもいい仕事には、スピード重視。
  5. 締め切りを与えると、部下は活発になる。
  6. 口頭だけの指示は、間違いを増やす。
    口頭と文書の両方で指示すれば、間違えない。
  7. 仕切りがあると、人間はサボってしまう。
  8. 勝つ組織は、徹底的な情報共有をしている。
  9. 朝礼を省略してはいけない。
  10. 責任の大きな仕事で、部下の成長を促す。
  11. 目標シートで意識を高める。
  12. リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。
  13. つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。
  14. 整理整頓をするから、仕事に集中できる。
  15. 必要ない会議に出ない、出さない。
  16. 考え方の対立はしない。
    考え方の吸収をする。
  17. 残業をしている職場は、要注意。
  18. 1週間は、神様のリズム。
  19. 休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。
  20. 大切な仕事ほど、朝一番に予定する。
  21. ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。
  22. 失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。
  23. 1日1回は、相手のために何か協力する。
  24. 指さし呼称と声だし確認は、大きな効果がある。
  25. 手書きの言葉には、魔法の力がある。
  26. 勝つ組織には、予言者が必要。
  27. 花を置くと、喧嘩が減る。
  28. 掃除は新人だけにさせない。
    みんなにやらせよう。
  29. 職場の電気が暗いと、人も暗くなってしまう。
  30. 人を変えない。
    人を生かす。

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