多くの人は、立派に生きようとします。
もちろん立派であることは、素晴らしいことです。
人としての手本となるような生き方をすれば、多くの人から尊敬を集めるでしょう。
しかし、立派に生きるのは、疲れます。
周りから、どう見られているかを、常に気にしなければいけません。
「常にうまくやり遂げなければいけない」
「かっこ悪い姿を見られてはいけない」
「立派だね」という一言が言われたいために、人はどれほど苦しむのでしょうか。
「立派」という響きは立派ですが、これほど苦しい生き方はありません。
「立派だね」と言われる欲は、捨てることです。
役立ちません。
むしろ、人生を苦しめるだけです。
では、どういう生き方をすればいいのでしょうか。
のびのびする生き方です。
無理をせず、自分らしくのびのび生きることが大切です。
人がどういうときに最も成長するのかというと、のびのびしているときです。
自然界にある植物は、どれものびのび生きています。
のびのび生きているから、花本来の美しさが、十二分に表現されています。
人も同じです。
のびのび生きるとき、その人本来の美しさが十二分に表現されるようになります。
のびのび生きるから、能力も伸びるのです。
眠っていた可能性が表に出て、伸びていきます。
結果として、立派な状態になるのです。