執筆者:水口貴博

ダメな自分を励ます30の言葉

18

「最初から全力を出そう」と思うと、なかなか始められない。「まず少し頑張ろう」と思うと、すぐ始められる。

「最初から全力を出そう」と思うと、なかなか始められない。「まず少し頑張ろう」と思うと、すぐ始められる。 | ダメな自分を励ます30の言葉

なかなか仕事に取りかかれない原因は、意外な心がけかもしれません。

それは「最初から全力を出そう」という心がけです。

「最初から本気を出そう!」

「最初から全力で頑張ろう!」

「最初から猛スピードで頑張ろう!」

そんな気持ちに心当たりはありませんか。

もちろん全力を出す姿勢は大切です。

スタートダッシュは理想的なスタートです。

全力を出す習慣は、後悔を減らす習慣でもあります。

全力で取り組んで、自分の持てるすべてを出しきれば、最高の結果を発揮できるでしょう。

思うような結果が出なくても、全力を出すことで、悔いのないすっきりした気持ちでいられます。

全力を出すことは、素晴らしい姿勢であるのは間違いありません。

しかし、最初から全力を出す必要はありません。

最初から全力を出す姿勢は素晴らしいですが、実際は大変です。

いきなりエンジンをフル回転させるのは、大きなストレスがかかります。

気合も体力も集中力も必要です。

最初から全力を出さなければいけないと思うと、心理的な抵抗感が大きくなります。

おっくうな気持ちが出てきて、取りかかりにくくなる。

「最初から全力で頑張ろう」と思うと、なかなか始められないのです。

最初から全力を出す必要はありません。

ゆくゆく全力を出せばいいことです。

スタートダッシュは理想的ですが、義務でも必須でもありません。

「スタートダッシュはできればラッキー」という程度でいいでしょう。

最初はもっと気楽に考えましょう。

肩の力も抜いて、リラックスしてください。

「最初から全力を出そう」と思って始めるのではありません。

「まず少し頑張ってみよう」から始めましょう。

「少し」というのがポイントです。

全力ではなく、最初は少し頑張ることから始めます。

小さな力で始めると、心理的な抵抗感が小さくなるので、取りかかりやすくなります。

摩擦もストレスも小さく始めることができるので、スムーズです。

いったん仕事に取りかかれば、後は流れに乗るだけです。

仕事をしていると、刺激と変化が生まれます。

だんだんテンションも高くなり、勢いとスピードが出てきます。

気づけば、心に火がついていて、すっかり本気モードになっているのです。

勉強も仕事もスポーツも、心がけは同じです。

少し頑張ることから始めると、着手のスピードが速くなります。

じわじわ調子を上げていくほうが、心も体も無理がありません。

さあ、今日も1日が始まりました。

まず少し頑張ることから始めましょう。

スピードもテンションも、後からじわじわ上げていけばいいのです。

「まず少し頑張ろう」と思うと、すぐ始められます。

ダメな自分を励ます言葉(18)
  • まず少し頑張ることから始める。
弱みがあるのは幸せ。
あなたの弱みは、楽しませる力だけでなく、親しくなる力もある。

ダメな自分を励ます30の言葉

  1. 失敗した自分を責めるな。
    努力した自分を褒めろ。
  2. 「失敗した自分を許せない」と思うのではない。
    「絶対自分を許す」と思うのだ。
  3. ダメ人間でも、幸せになれる。
  4. 運動神経が悪くても落ち込まない。
    運動神経がゼロでも普通に生きられる。
  5. すでにあなたは、厳しい競争で1位を取ったことがある。
  6. 「私ってダメ」というセリフは、今すぐ捨てなさい。
  7. 落ち込んでいるときは、高層ビルの上から自分を見下ろすと、ただの点であることに気づく。
  8. つまずいても転ばなければいい。
    転んでも起き上がればいい。
    起き上がれなくても這っていけばいい。
  9. 弱い人ほど、弱い人の気持ちがわかる。
  10. 長所や得意がわかれば喜ぼう。
    短所や苦手がわかっても喜ぼう。
  11. 自分だけできないことを嘆くのではない。
    自分しかできないことを喜ぼう。
  12. 自信とは、小さな成功体験の集合体。
  13. コミュ障でも仕事はできる。
    コミュ障でも幸せになれる。
  14. のび太君は3秒で寝ることができる。
    平凡でも圧倒的に早くできることなら、才能に値する。
  15. 元気が出ないと感じることはあっても、その理由まで考える人は少ない。
  16. 小さなコンプレックスは、笑い飛ばせ。
    大きなコンプレックスは、忘れてしまえ。
  17. うっかり間違えたときは、自分で自分を「ばかだな」と笑ってしまおう。
  18. 「最初から全力を出そう」と思うと、なかなか始められない。
    「まず少し頑張ろう」と思うと、すぐ始められる。
  19. 弱みがあるのは幸せ。
    あなたの弱みは、楽しませる力だけでなく、親しくなる力もある。
  20. 1日の終わりに反省するのはいいが、寝る直前に反省するのはよくない。
  21. 「自慢にならない」と思っていることでも、誰かに自慢できる。
  22. どんなに不幸な人生でも、全面的に肯定しよう。
  23. 明るいときも元気なときも自分。
    暗いときも落ち込んでいるときも自分。
  24. 足が遅いカメでもいい。
    歩き続けるカメになればいい。
  25. 簡単に夢を諦めるな。
    簡単に自分を捨てるな。
    簡単に人生に絶望するな。
  26. 「一生続けるわけではない」と考えれば、心の折り合いがつく。
  27. トラブルが起こったら「大変だ」と騒ぐのではない。
    「そんなこともあるさ」と気楽に考えよう。
  28. 笑わない日もあっていい。
    別の日にたっぷり笑えばいい。
  29. 自分をけなすことは、親や友人をけなすことになる。
    自分を認めることは、親や友人を認めることになる。
  30. 完璧でなくても何とかなる。
    完璧でなくても生きていける。
    完璧でなくても幸せになれる。

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