好きな人に、勇気を出して告白しました。
しかし、付き合うのは無理だと言われました。
このとき、よく聞かれる言葉が「友人のままでいたい」です。
そこで素直に応じる人がいます。
「わかった。じゃあ、友人関係のままでいよう」
これでもいいのですが、もったいないです。
振ったほうも「なんだ。簡単に引き下がるなあ。その程度の気持ちだったのかな」と思います。
軽い気持ちで告白していたのかと思い、相手をがっかりさせることもあるでしょう。
本当に相手のことを好きなら、せめて一度は悪あがきしてほしいです。
あまりしつこいと、余計に嫌われますが、1回くらいの悪あがきは悪いことではありません。
告白されて断られても、一度は悪あがきをするのがマナーです。
悪あがきは、気持ちをさらに伝える手段の1つです。
たとえば「大事にするからお願い!」と言ったり「誰より大切にするから」と言ってみたりします。
「気に入らないところがあれば、直すよ」と言って、相手の立場になって伝えるのもいいでしょう。
子どもじみた悪あがきに聞こえても、言うだけ、損はありません。
悪あがきをしたとき、相手のリアクションは、人それぞれです。
「しつこいな。ダメなものはダメ」と言われるかもしれません。
しかし、もしかすると、相手の心が変わってOKしてくれるかもしれません。
悪あがきをすることで「どうしても付き合いたい」という気持ちが、多少は伝わるでしょう。
敗者復活の可能性があるのです。