告白して振られることを、かっこ悪いと考える人がいます。
告白して振られるのがかっこ悪いなんて、誰が決めたのでしょうか。
それは誤解です。
思い込みです。
たしかに「振られる」という響きはあまりよくありませんが、実際は違います。
かっこ悪いどころか、かっこいいことです。
「告白できた」という事実に目を向けてください。
普通は、恥ずかしくて、なかなかできません。
学校のクラスの中で、告白経験のある人とない人をチェックしてみましょう。
ほとんどの場合、告白経験のない人のほうが、多いはずです。
告白した人は、1クラスにつき、数人程度ではないでしょうか。
私が学生のときも、そんなものでした。
好きな人がいても、ほとんどの人がじっとしていて、そのままで終わりです。
数年後「あのとき告白しておけばよかったな」と、不満を漏らすパターンです。
そういうパターンを、何度も目にしてきました。
告白しない人が大半だからこそ、告白ができる人は、すごいです。
学生時代、一番勇気が必要なのは、告白です。
告白ができたことは、クラスにほんの数人しかいない、勇気のあるメンバーの一員になった証拠です。
「大人の仲間入りをした」と言っても過言ではありません。
それだけの勇気があれば、社会に出てからも、堂々と仕事ができるに違いありません。
あらゆる告白は、結果にかかわらず、すべてかっこいいのです。