執筆者:水口貴博

人前で緊張しない30の方法

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聴衆を野菜と思ってみる。発想がユニークであればあるほど、楽しさと面白さで緊張がほぐれる。

聴衆を野菜と思ってみる。発想がユニークであればあるほど、楽しさと面白さで緊張がほぐれる。 | 人前で緊張しない30の方法

聴衆を野菜と思ってみるのも、緊張をほぐす方法の1つです。

聴衆を野菜だと思ってみませんか。

とっさに聞けば、たいていネガティブな反応が返ってきます。

「くだらない」

「発想が幼稚」

「無意味に決まっている」

否定的な考えを持つかもしれませんが、試す前から諦めるのはもったいない。

最初から否定するなら誰でもできます。

試す前から否定するのは、悪い癖です。

実際に試して効果がなければ否定するのもわかります。

しかし、一度も試したことがないなら、自分との相性を確かめるためにも、なおさら想像してみる価値があるでしょう。

やってみると、意外と自分に合っていて効果的かもしれません。

会場は、野菜畑だと考えてみましょう。

それぞれの聞き手を野菜だと想像してみます。

ネギ・キャベツ・ホウレンソウ・レタス・セロリなどの葉菜類。

ダイコン・ニンジン・ゴボウなどの根菜類。

ナス・トマト・カボチャ・キュウリなどの果菜類。

相手の顔を見たとき、似ている野菜を想像してみるのもよし。

自分勝手に野菜を当てはめてもOKです。

「ごろごろした野菜がたくさんあるな。今日は大収穫」

とぼけた発想もOKです。

あくまで個人的な発想なのですから、常識やルールにとらわれる必要はありません。

発想がユニークであればあるほど、楽しさと面白さで緊張がほぐれるでしょう。

どうしても人間の形に見えるなら「人間に化けた野菜」と考えてみてはいかがでしょうか。

安易でも強引でもいいので、とにかく野菜だと思い込む。

中途半端ではなく、本気になって想像することが大切です。

大きな野菜があなたの目の前に転がっている。

ここまで本気で野菜と思い込めば、もはや想像力のトレーニングです。

ばかばかしく思えますが、真面目にばかなことを考えてみるのも面白いでしょう。

少なくとも想像力のトレーニングにはなるので、損はありません。

うまく想像できれば、緊張から意識がそれて、気持ちが楽になります。

人前で緊張しない方法(16)
  • 聴衆を野菜だと思ってみる。
ランクの高いスーツには、自信を高める効果がある。

人前で緊張しない30の方法

  1. 場数を踏むことこそ、最強の緊張対策。
  2. 身近な人に聴衆役をお願いして、リハーサルを経験しておく。
  3. 1人で行うリハーサルも、貴重な練習の1つ。
  4. 1人で練習するときに大切なのは、想像力。
  5. 場所を下見するだけでも、本番の緊張が和らぐ。
  6. ネガティブな様子は想像しない。
    ポジティブな様子だけ想像する。
  7. 全部を覚えると、緊張を促す。
    要点だけ覚えると、緊張しなくなる。
  8. 緊張対策で原稿を準備するなら、文章より箇条書き。
  9. 楽しむ気持ちを大切にすれば、緊張もほぐれる。
  10. 空腹だと、緊張もしやすい。
  11. 発表量を減らすのも、緊張を減らす工夫の1つ。
  12. 完璧主義は、緊張を促す悪魔。
  13. 筋トレで体に自信をつける。
  14. 尿意の我慢は、緊張に悪影響。
  15. いつも同じ層の人とばかり接していては、人前で緊張するのも当然。
  16. 聴衆を野菜と思ってみる。
    発想がユニークであればあるほど、楽しさと面白さで緊張がほぐれる。
  17. ランクの高いスーツには、自信を高める効果がある。
  18. 本番直前まで忙しくして、緊張を感じるほど余裕のない状況にする。
  19. 心の支えになるお守りで、緊張をほぐす。
  20. 冒頭で感謝を伝えると、緊張がほぐれる。
  21. 大きな声を出せば、緊張をはね飛ばす。
  22. 特定の人に向けて話すと、緊張しなくなる。
  23. 人の顔を見るのが苦手なら、遠くを見ながら話すのが有効。
  24. 緊張していることを正直に白状すると、気持ちが楽になる。
  25. 評価は気にすればするほど、緊張しやすくなる。
  26. ゆっくり話すと聞きやすくなる。
    心にも余裕ができる。
  27. 複数人で分担すれば、緊張も分散される。
  28. 本番当日の朝、有酸素運動をする。
  29. 緊張対策の最後の手段は、開き直り。
  30. 本番中にミスをしても振り返らない。
    振り返るなら、本番が終わってからにする。

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