私は、日本人として、日本で仕事をしています。
日本人は、世界の中でも、真面目に仕事をすることで知られています。
事実、周りで働いている人を見ていると、真面目に働いている日本人が多いです。
責任感を持って仕事をするのは、素晴らしい姿勢です。
熱心に仕事に打ち込むのはいいのですが、1つ気に留めていただきたいことがあります。
仕事で大変な日々が続くと、ストレスそのものに慣れやすい傾向がある点です。
人間には「慣れ」という特性があります。
いい意味でも、悪い意味でも、慣れには注意です。
仕事に慣れると効率がよくなる反面、ストレスに慣れてしまうと、疲れが感じにくくなってしまうのです。
つまり、ストレスがたまっているにもかかわらず、疲れを感じにくい体質に変化してしまうわけです。
こうなると、注意が必要です。
本来、疲れていれば、休憩を入れるべきです。
しかし、疲れが感じにくければ、休憩のタイミングもわかりません。
まだ大丈夫だと思い、熱心に仕事に取り組み続けた結果、いつの間にか大きなストレスをため込んでいる場合があります。
単にぼうっとしているのか、ストレスのためすぎでぼうっとしているのか、見分けがなかなか難しいのです。
そこで1つ、確認してほしいポイントがあります。
口の周りです。
十分な睡眠時間を取り、疲れていないと思っても、口の周りににきびができているなら、疑う余地があります。
大人のにきびは、警告です。
結果には、必ず原因があります。
口の周りににきびができているなら、すでに大きなストレスによって、精神面に影響が出始めている可能性があります。
ストレスを感じないだけではないだろうか」と、自分に問いかけてみましょう。
多忙な日々の中、ぼんやりしたり、ぼうっとしたりする時間ありませんか。
長期休暇で実家に帰ったときに限って、体調を崩すことはありませんか。
緊張の糸が切れて、体調を崩すのです。
疲れがたまると、体のセンサーの働きが鈍くなり、自分の状態が正確に把握できなくなります。
そういう状態になっていないか、いま一度、振り返ってみましょう。