テレビには注目のドラマがいつも放映されるゴールデンタイムというのがあります。
主に月曜の9時が、一番おいしいドラマがある時間帯です。
ドラマを愛する人なら、ゴールデンタイムは見逃しません。
実は人の1日にも、最も仕事ができるゴールデンタイムというのがあります。
「朝」です。
たっぷり睡眠を取った後の朝は、爽やかです。
十分に睡眠を取っているので疲れも残っていませんし、頭の中がすっきりしています。
この瞬間は、寝起きでしか味わえません。
一番重い仕事は、頭がスムーズに働く朝にやってしまうといいのです。
世渡り上手な人は、1日中、元気なわけではありません。
「やるときにはやる、休むときには休む」というメリハリをつけて、1日をうまくコントロールしています。
私も一番大変な仕事は、午前中にするようにしています。
それもできるかぎり、起きて会社に着いたらすぐするようにしています。
頭がしっかり動くときに動かしておかないと、お昼を過ぎてからでは何か疲れがたまっています。
特に昼食を食べた後は、仕事というより、昼寝をしたい気分です。
疲れがたまってしまった状態では、より良い仕事はなかなかできないのです。
夜になれば元気になるという人がいますが、ただテンションが上がっているだけです。
上がったテンションで勢いはあるかもしれませんが、正確で的確な作業は難しくなります。
なにより夜中になると、疲れもピークに達している状態が多く、スピードのある仕事は難しいのです。
ちなみに夜ほど、面白いテレビ番組があり、気になって集中力を妨げてしまいます。
仕事のできる人間ほど、朝を大切にします。
朝は、ゴールデンタイムだったのです。