「口周りのにきびに、今まで悩んだことがなかったのに、急にでき始めた」
口周りのにきびは、ストレスが主な原因です。
個人差はありますが、口周りのにきびは、社会人になって悩み始める場合が多いようです。
そこで、素朴な疑問が浮かびます。
「ストレスなら学生時代から経験している。本当にストレスが原因だろうか」
昔からストレスを経験しているにもかかわらず、社会人になってから急に口周りににきびができ始めるのはなぜでしょうか。
ストレスの「質」の問題です。
社会人で経験するストレスは、学生時代とは質が異なります。
学生時代に感じるストレスは、わかりやすく言えば、単一のストレスが重くのしかかるイメージです。
勉強の悩みや、恋愛の悩み、人間関係の悩みなど、1つのストレスを重く感じます。
ストレスと言えばストレスなのですが、シンプルなのです。
また解決の糸口が見えやすい内容です。
しかし、社会人になると、事情は複雑になります。
社会人のストレスの特徴をわかりやすく言えば、解決しづらい悩みがいくつも重なる点です。
社会人になると、学生時代とは違い、苦手な人とも一緒に仕事をしなければいけません。
社会人で行う仕事は、基本的に大勢で協力しながら勧めるのが一般的です。
大勢で行うがゆえ、自分でコントロールしにくい状況も多くあります。
休み時間、仕事の進め方、仕事の量などです。
仕事だけが原因ではありません。
学生までは、親からのお金で生活していましたが、社会人になると、自分のお金で生活をやりくりしなければなりません。
少ない給料に悩み、好きな服も買えず、遊びの制限が増えます。
将来への不安も増えるでしょう。
金銭問題、結婚の悩み、恋愛問題、子育て、嫁しゅうとめ、ご近所付き合いなど、社会人になると、悩みが数種類になります。
しかも困ったことに、どれもなかなか解決しづらい悩みです。
そうした解決しにくい悩みが重なることで、今までできなかったUゾーンのにきびが急にでき始めるのです。