にきびには、種類があります。
「Tゾーンにできる、思春期のにきび」と「Uゾーンにできる、大人のにきび」です。
思春期などに悩むにきびのほとんどは、Tゾーンと呼ばれるところにできるのが特徴です。
額、鼻先など、T字型に結んだ部分です。
Tゾーンは皮脂が過剰に分泌されやすいため、にきびができやすい部分です。
しかし、にきびができるのはTゾーンだけとは限りません。
「社会人になってから、急に口の周りににきびができ始めた」
口周りやフェイスラインなど、Uゾーンと呼ばれる場所のにきびが目立つことがあります。
本来Uゾーンは皮脂の分泌が少ない部分なのですが、急に皮脂が増えて、にきびができ始めるのです。
なぜでしょうか。
多くの場合、ホルモンバランスが崩れることが原因です。
重いストレスが慢性的に続くことで、ホルモンバランスが悪くなり、Uゾーンに出やすいのが特徴です。
忙しい日々で体が興奮状態になると、男性ホルモンが分泌されやすくなります。
皮脂の量は、男性ホルモンの影響で左右されます。
女性より男性のほうがにきびができやすいのも、そのためです。
男性ホルモンの影響によって、本来は少ないはずの皮脂の分泌が、口周りやフェイスラインに増えて、にきびが目立ち始めるのです。
口周りやフェイスラインなど、Uゾーンのにきびが目立てば、大人のにきびを疑いましょう。
スキンケアだけでなく、ストレスや睡眠不足が原因ではありませんか。