皮脂をきれいに取り除くなら、あぶらとり紙です。
専用の化粧道具を使えば、余分な皮脂はきれいに取れます。
しかし、常にあぶらとり紙が適しているとは限りません。
あぶらとり紙は、高機能すぎて、皮脂を取りすぎやすい傾向があります。
夏場や脂性肌など、皮脂の分泌が盛んなら適していますが、冬場や乾燥肌には、皮脂を取りすぎてしまいやすくなります。
メリットは、時と場合に応じて、デメリットにもなります。
使えるのが、ティッシュです。
ティッシュは、あぶらとり紙ほど、皮脂をしっかり取り除けません。
そのデメリットが、メリットになるのです。
乾燥肌や冬場は皮脂の分泌量が少ないため、あぶらとり紙よりティッシュのほうが、適度に油を取り除けます。
あぶらとり紙と、ティッシュをうまく使い分けましょう。
たとえば、夏場はあぶらとり紙を使い、冬場はティッシュです。
脂性肌ならあぶらとり紙、乾燥肌ならティッシュです。
「皮脂の除去といえばあぶらとり紙」という固定観念は不要です。
状況によって使い分けるのが、賢いスキンケアです。