女性はメイクに手間暇がかかり、面倒だと言います。
それは誤解です。
面倒くさいどころか、特権です。
よりによってメイクは、眠い朝にしなければなりません。
仕事の残業が続き、睡眠不足で元気が出ない朝もあるでしょう。
特に低血圧の人は、朝メイクするのは一苦労。
マスカラは、時間が経つと、崩れやすい部分の1つです。
汗の蒸発があります。
さらに、皮脂と体温との影響でマスカラを溶かし、だんだん崩れていくのです。
アイシャドーのグラデーションは決まっているにもかかわらず、なぜかやぼったく見えることがあります。
どことなく、まぶたが腫れて見えてしまうのです。
目に、炎症ができているような、不自然な仕上がりです。
年齢とともに目立ってくるのが、毛穴です。
若いときは肌のきめが細かく、さほど気になりませんが、年齢を重ねるにつれて毛穴が目立ってきます。
毛穴が大きくなれば、影も黒ずみも目立ちやすくなります。
メイクをして、きれいになったのはいいが、しわが目立ちやすくなることがあります。
肌の質によっては、メイクによって肌の乾燥が悪化して、普段よりしわが目立ちやすくなるのです。
メイクをすればきれいにはなるが、しわが目立つのはいただけません。
テレビ、映画、ドラマなど「光は善。影は悪」というイメージがあります。
光に対してよい印象を持ち、影に対して悪い印象を持ってしまいます。
そうした先入観があるためでしょうか。
不器用な人は、手ぶれがひどくて、アイラインを引くのに苦労します。
アイラインを引くとき、手先の器用さは不要です。
必要なのは、上手にアイラインを引くコツです。
しみを隠すと言えば、一般的にコンシーラーを使います。
ファンデーションを厚塗りして隠そうとせず、しみは専用の化粧品を使うのが、しっかり隠せます。
しみは、小さいものばかりとは限りません。
着物は、普通の服より、圧倒的な存在感があります。
しっかりした素材に、色鮮やかで華やかなデザイン。
着物は欧米の夕食会でも許される正装の1つです。
私は昔、眉毛の手入れで刃物を目元に近づけるのに、抵抗感がありました。
かみそりといい、はさみといい、刃物を目に近づけるのは少し恐怖を感じませんか。
しかも眉毛を切るはさみは小さくて、持ちにくいのが難点です。
メイク崩れをどう直すより、メイクが崩れないようにどう予防するかです。
普段からあぶらとり紙を持参して、状況を見ながらまめに皮脂を取りましょう。
しかし、それでもやはり限界があります。
「マスカラなんて似合わないのではないか」
生まれつきまつげが短い人が抱きやすい先入観があります。
昔から、短いまつげの自分に見慣れているので、当たり前だと思ってしまう。
大丈夫です。
ほうっておいて結構です。
よく見ないとわからないようなしみは、よく見なければわからないということです。
チークと赤ら顔は、そっくりです。
どちらも頬が赤く染まっています。
ほのかに赤く染まる頬は、女性的な優しさがありますね。
ある日の朝、鏡を見て、自分の目にびっくり。
目の充血です。
ウサギのように、目が真っ赤に充血していることがあります。
「くすんでいる顔色を整えたい。できれば透明感も出したい!」
そんな要望に応えるおすすめのメイク方法があります。
顔がくすんでいるときは、ファンデーション前の化粧下地が大切です。
睡眠不足で悩むのは、目の下のくまばかりではありません。
体質によっては、目の下のまぶたが赤く腫れてしまうことがあります。
睡眠不足が原因の腫れを治すためには、たっぷり睡眠を取るしかありません。
まつげの量が少ないと、マスカラの負担が大きくなります。
普通のマスカラでは、繊維が重く、まつげのカールが崩れやすくなります。
まつげの量が少ない人は、そもそもマスカラは無理だと諦めている人も多いのではないでしょうか。
長さを出そうとすると、マスカラの持ちが悪くなる。
思うように仕上がってくれないマスカラに、いらいらしたことはありませんか。
まつげに長さを出そうとしてマスカラを重ねていると、繊維同士が固まり、ヒジキのような仕上がりに悩むことがあります。
ボリュームタイプのマスカラを使えば、その名のとおり、ボリュームが出ます。
ボリュームタイプで魅力的なマスカラになるだろうと期待しますが、思うようにいかないことがあります。
ボリュームタイプは、マスカラの繊維一つ一つが太くて大きいため、重みがあります。
マスカラをすると、目にマスカラの繊維が入りやすくなるトラブルがあります。
マスカラの繊維が目に入ると、激痛です。
目が痛くて自然と涙がこぼれ落ち、目元のメイクが崩れてしまう、という悪循環です。
まつげのカールを維持するときには、マスカラです。
マスカラには接着剤のような効果があり、まつげのカールも維持しやすくする効果があります。
しかし、完璧ではありません。
脂性肌の人は、化粧崩れも人一倍大変です。
化粧直しをすればいいのですが、皮脂の分泌が多い分、手間も増えます。
体質の問題ですから、解決も難しい点です。
鼻は、出っ張っているので、影ができやすい部分です。
そのうえ、鼻の毛穴から出る皮脂が毛穴にたまり、黒ずみができることがあります。
顔の中でも、鼻の脇は毛穴が大きいうえ、皮脂も活発に出やすい部分です。
日常生活では、微妙な状況があります。
人と会うわけでもないが、素顔というわけにもいかない。
たとえば、買い物に行ったり、散歩に出かけたりなどです。
アイシャドーは、メイクの中でも最も落ちやすいパーツの1つです。
まばたきの影響を受けるからです。
人間は、1分間に10回から20回ほど、まばたきをすると言われます。
アイシャドーは、一般的に粉状です。
まぶたは、まばたきをします。
時間が経つと、まばたきによって粉がふるい落とされてしまい、アイシャドーが落ちてしまう悩みがあります。
眉の手入れは、3つです。
「切る、抜く、そる」です。
切ったり抜いたりするのはいいのですが、問題はそったときです。
美人とされる顔の形は「卵形」と言われます。
顔の形は先天的であり、形を変えることができません。
世の中には、丸顔の人もいれば、面長の人もいます。