畳の部屋に案内されたとき、一般的に座布団があるはずです。
座るときにお尻に敷く、小さな布団です。
この座布団ですが、気をつけたいマナーが3つあります。
座布団の上に座る際、座布団を踏むのはいけません。
座布団の前で一度座って、両手でつかみながら膝から乗せて座ります。
寄席では、落語家が変わるごとに座布団を裏返す光景をよく目にします。
これは寄席のみで行われるマナーです。
和食で食事をする際は裏返す必要はありませんし、裏返してもいけません。
座りにくいからとはいえ、2つ折りにするのはよくありません。
座布団に折り目がついて傷つきやすくなるからです。