犬も人と同じように、爪が伸びます。

犬は爪が伸びると、手の違和感を解消させようと、家具やソファーを爪で引っかこうとします。

これをやめさせたければ、手の違和感をなくすことです。

手の違和感をなくすには、やはり定期的に爪切りが必要です。

この爪切りに苦労する飼い主も多いようです。

犬をじっとさせようと無理に押さえつけると、逆に暴れます。

なかなか素直に爪切りをさせてもらえない場合があります。

素直に爪切りをしてもらうためにどうすればいいでしょうか。

（ステップ1）

犬の手に触れる

いきなり犬の手を、強く「つかむ」のはよくありません。

ひどく驚いて、慣れるどころか嫌がります。

最初は「つかむこと」より「触れること」から慣れさせていきましょう。

お手をしてスキンシップを増やしたり、手を優しくマッサージしたりして、手を触れることに慣れさせていきます。

（ステップ2）

犬の手をつかむ

触れられることに慣れてくれば、ようやくつかんでみます。

イメージとしては「握手」です。

もちろんいきなり強い力で握るのではなく、軽い力でそっと握手します。

何度か繰り返していくうちに、次第に慣れていくことでしょう。

（ステップ3）

爪を深く切りすぎないように、素早く切る

犬が手を握られることに慣れれば、ようやく爪切りです。

このときも、だらだら爪を切るのではなく、できるだけ素早く切るようにしましょう。

特に、爪は深く切りすぎないように注意しましょう。

犬の爪の付け根には、血管と神経が通っています。

深く爪を切ろうとした際に、神経を刺激してしまうと、犬が鳴いて、爪切りを急に嫌がることもあります。

手を握られても怖くない、爪切りは怖くないことを覚えさせていきましょう。

• いきなり爪を切るのではなく、手を触れることから始める。