「ダメです」
「いけません」
「やめなさい」
なぜかこういう言葉を聞いていると、元気がなくなってきませんか。
言い換えるとこれらは「行動を制限する言葉」です。
やってはいけないことを親がたくさん増やしています。
こういう言葉のシャワーを浴びていると、子どもは「じゃあ何をやればいいんだ。何もできない」と思います。
四方八方に壁ができたかのように、身動きが取れなくなってしまいます。
叱るときには、行動を制限するのではない。
別の解決口を提供しながら、叱ります。
「Aではなく、Bとすればいいよ」
Aという行動をやめさせる代わりに、Bという別の行動を教えてあげます。
すると、子どもはぱっと明るくなります。
「なるほど。そうすればいいんだね」と次からどうすればいいのかがわかり、行動しやすくなるのです。