教科書を読んでいると、ときおりわからないところが出てきます。
参考書の解説を頼りにしますが、参考書を読んでも、理解できないこともあります。
こういうときには、あなたならどうしていますか。
すぐわからないし、調べるのも面倒だから、後回しにしてしまいます。
「また今度、調べよう」
「明日友人に聞いてみよう」
「そのうち理解できるだろう」
すぐわかりませんから、たいていの場合は、後回しにすることでしょう。
しかし、そう思ったら、最後です。
次の日になれば、気になる気持ちやもどかしい気持ちが薄れてしまい、ほうっておいてしまいます。
時間を置けば置くほど、調べようという気持ちも小さくなります。
こういうときには、気になるうちに調べることです。
わからない問題は、できるだけ、その日のうちに調べるようにしましょう。
悔しい気持ちやもどかしい気持ちをエンジンにして、専門の先生に聞いたり、塾の先生や頭のいい友人に聞いたりしてみます。
大切なことは「気になる」という気持ちを大切にすることです。
わからない問題をわからないままにすると、消化不良で気分が悪いものです。
悔しい気持ちになったり、もどかしい気持ちになったりすることでしょう。
そういう気持ちが熱いうちに、調べることです。
調べてわかったときに、深く記憶に残り続けます。
気持ちが熱いから、頭にもよく残るのです。